ジョナサン・リース = マイヤーズ主演、イギリスの映画である。
アイルランド出身の元テニスプレーヤー、クリスは、引退後の人生をロンドンのテニススクールで始めた。
そこで、大富豪トムのインストラクターになる。
トムと意気投合したクリスは、彼に連れられ、オペラ鑑賞に出掛けた。
そこで、トムの妹クロエと出逢う。
クロエは、一目でクリスに夢中になった。
二人はつきあい始める。
クロエは父に頼んで、クリスを父の会社に入れてもらった。
重要なポストを任されたクリスは、セレブの仲間入りをした。
ある日のパーティーで、クリスはトムの恋人ノラに出逢い、心を奪われる。
そして、身体の関係を持った。
ノラはアメリカ人であることから、トムの親とは上手くいっていなかった。
クリスとクロエは結婚した。
しかし子供が出来ず、クロエは不妊治療を始める。
トムとノラの関係は破綻した。
ある日、偶然クリスとノラは再会する。
二人は密会を重ね、ノラは妊娠してしまう。
クリスは堕胎を望んだが、ノラは応じない。
セレブな生活を手放したくないクリスは、クロエと別れるつもりはなかった。
そして、事件が起きる。
最後は、なんだかやるせないが、こんな終り方もあるのだと納得する。
邦画でこんなラストだったら、評論家は非難するだろう。