アメリカの、SF映画である。
近未来。
犯罪が多発する南アフリカ・ヨハネスブルグは、AIを搭載したロボット警官が採用された。
銃弾を跳ね返すロボット警官が多数導入され、治安が安定してきた。
開発者のディオンは、AIに意識を持たせる研究を続けている。
ついに完成したが、上司はロボットに搭載して試験をすることを許さなかった。
ディオンは、廃棄処分になったロボットを盗み出して、自分の車に積んだ。
帰宅途中、ディオンはギャングに拉致される。
ギャングは、ロボット警官を停止させるリモコンが欲しかったのだ。
ディオンはギャングを説得して、新しく開発したAIをロボットに組み込んだ。
意識を持ったAIロボットが、誕生したのだ。
チャッピーと名付けられたロボットは、少しずつ成長していく。
ディオンは芸術を教えるが、ギャングは銃の撃ち方やナイフ、手裏剣の使い方を教えた。
一方、ディオンのライバル、ヴィンセントは自分が開発した大型ロボットのプレゼンに失敗した。
オーバースペックだと言われた彼は、活躍の場を作ろうと思った。
彼はチャッピーを拉致してカードキーを抜き取り、町中の全ロボット警官を停止させる。
暴動が始まった。
この作品は、近未来にありそうな内容だ。
二足歩行のAI搭載ロボットは、すでに段差を駆け上ったり、宙返りしたりする。
人型ロボット警官が登場するのは、時間の問題だろう。
そして、意識を持つことも。