カナダのモントリオールに住むニコラス・オゼランスキー、通称「オズ」 は、歯科医だ。
義父が残した多額の借金を背負い、妻のソフィとは険悪な仲である。
ある日、隣に男が引っ越してきた。
オズは、愛想よく挨拶した。
彼は、男の腕にあるチューリップの入れ墨を見て、正体を知る。
男は、ジミー・チュデスキという名の殺し屋だった。
ボスを警察に売り、短い服役を終えて、引っ越してきたのだ。
オズは、慌てて家に帰り、妻に説明する。
ソフィはオズに、マフィアに密告して、賞金をもらえとけしかけた。
ソフィと少しでも離れていたいオズは、そそくさとシカゴへ出掛けて行った。
オズがホテルの部屋に入ると、フランキーという巨漢が待ち構えていた。
シリアスな場面を、実にコミカルに描いている。
「ミスター・ビーン」 ほど、やり過ぎていないのが良い。
気楽に観られる作品だ。