captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ジャンヌ・ダルク

ミラ・ジョヴォヴィチ主演、フランス・アメリカ合作の映画である。

 

15世紀、フランスとイングランドは「百年戦争」の最中 。

 

フランスは、領土の半分をイングランドに占領されていた。

 

ドンレミ村に暮らす少女ジャンヌは、信仰心が厚く、しょっちゅう教会に行き告解をしていた。

 

ある日の告解の後、草原に寝そべっていると、不思議な光景を見た。

 

剣が、天から降りてきたのだ。

 

目を覚まして村に帰ると、そこは英国軍に襲撃されていた。

 

自分の家に駆け込んだジャンヌは、姉に身を隠してもらう。

 

そこへ、英国軍の兵士が入ってきて、剣で姉を貫き強姦した。

 

ジャンヌは、扉の隙間から見ているしかなかった。

 

数年後、シャルル王太子の元に、「ロレーヌの乙女」 ことジャンヌから手紙が届く。

 

ジャンヌはシャルルに謁見し、軍を与えられた。

 

そして、オルレアン奪回のための戦いが始まる。

 

前半の戦闘シーンは、凄まじい迫力だ。

 

アドレナリン出まくり、エキサイトさせられる。

 

後半は、宗教色が強く、いろいろと考えさせられる。

 

ジャンヌ・ダルクは、歴史上実在した人物で、彼女の人生の結末もよく知られている。

 

この作品は、幼少の頃からの一生を描いたものだ。

 

最期まで描かれているので、なんだかやるせない気分にさせられる。

 

さらに3時間近い長編なので、オルレアン奪回までの2時間ほどの作品でも良いかな、とも思う。

 

それだったら、観終わった後の興奮が、半日は続くだろう。