イタリアの西部劇である。
革命最中のメキシコ。
ダッチマン、ルイス、オーガスタ、メシト、サムライの五人が、処刑されようとしていた革命派のリーダーを救い出した。
ダッチマンが、他の四人を報酬1000ドルで雇ったのだった。
彼らの仕事は続く。
政府軍の資金として、砂金が列車で運ばれることになっていた。
列車には、大砲や機関銃を搭載した車両も繋がれ、多数の兵士も乗り込んでいる。
五人には、特技を活かした作戦があった。
爆破の技術に長けたオーガスタが、ダイナマイトで車両を切り離す。
ナイフ投げを得意とするサムライは、気づかれずに相手を仕留めることができる。
力持ちのメシトは、レールを付け替える。
メキシコ兵の軍服を着て、前日から列車に忍び込んで、作戦が決行された。
主人公が危機に面しても、あっさり切り抜けるので、楽しめない。
それでも、列車のシーンはきちんと撮影されていて、見応えがある。
サムライ役は、丹波哲郎だ。
無口の設定で、聞き取れる台詞は、ほぼ無い。