ショーン・コネリー、オードリー・ヘプバーン主演、イギリスの映画である。
ロビン・フッドは、相棒のリトル・ジョンとともにリチャード獅子心王に仕え、十字軍の遠征に出ていた。
気がつけば、20年の歳月が過ぎ、彼も40歳になっていた。
遠征先で、老人と子供しかいない城を攻めるのを反対したロビン達は、王から死刑を言い渡された。
しかし、その王に矢が当たり、息を引き取る前に許された。
帰国したロビン達は、シャーウッドの森に戻る。
そこには、タックとウィルしかいなかった。
他の者は、ロビンが死んだと思い出て行ってしまったのだ。
かつての恋人マリアンは、修道院に入っていた。
ロビンは、マリアンに会いに行く。
再会したものの、ロビンはマリアンに拒否されてしまった。
しかも、聖職者追放令に違反したとして、ノッティンガム代官に連行されることになっていた。
仕方なくロビンはマリアンを気絶させ、シャーウッドの森に連れて行く。
しかし、翌日、マリアンの希望を聞いて修道院に戻すことに。
そしてロビンは城に行き、兵士達と戦い、捕まっていた尼僧達を解放した。
彼も40歳、若い頃の体力はない。
息を切らして、やっとの思いだ。
ややコミカルで、シリアスな展開である。
これはこれて、「あり」 だと思う。
ショーン・コネリーがロビン・フッドとは、意外なキャスティングだが、40歳の設定だからしっくり来ている。
強気で頑固なマリアンも、オードリー・ヘプバーンにぴったり合っている。