アメリカの映画である。
太平洋戦争の最中、南太平洋のとある島で、撃墜された米兵と日本兵が戦っている。
そこに、巨大な生物が現われた。
1973年、米軍はベトナムからの撤退を決めた。
地質学者ランダと助手は、人工衛星が撮影した未発見の島「髑髏島」 の探査を上院議員に依頼し、認められた。
そして、空軍大佐パッカード率いる部隊と、数機のヘリで島に向かった。
戦場カメラマンの女性、ウィーバーが同行している。
地質調査のため、ヘリから数発の爆弾が落とされた。
その最中にキングコングが現われ、ヘリを次々に叩き落としていく。
ヘリは全滅した。
生き残った兵士達には、島の巨大生物たちが、立ちはだかる。
数種類の巨大生物が出てくるが、一発屋ばかりだ。
水牛をモチーフとしたと見られる生物も、草食動物なのに群れではなく、一頭しか出てこない。
ジャングルを進む兵士達には、次々に脅威が襲いかかってくるものと期待していたが、単発。
総じて、がっかりするところばかりの作品だ。
制作費を、節約したのだろう。
スケールの小さなものになってしまっている。
シリーズ化するようだが、ますます劣化していくだろう。
そんな気がする。