オスカー・アイザック主演、アメリカの映画である。
1961年、ニューヨーク、グリニッジ・ヴィレッジ。
ルーウィンは、カフェでフォークソングを歌っている。
歌い終えると拍手はもらえるが、この日は外で客に殴られた。
彼は、ゴーファイン教授の家に泊めてもらっていた。
書斎から、かつての相棒マイクとのレコード「翼があれば」 を見つける。
マイクは、自殺していた。
出掛けるときに開けたドアから、教授の猫が外に出てしまう。
教授に連絡が付かないので、仕方がなく、彼は猫を連れて出掛けた。
その夜は、女友達ジーンの家に泊めてもらう。
別の友人トロイが先約だったので、ルーウィンは猫と一緒に床で寝た。
翌朝、ジーンから妊娠を告げるメモが、置いてあった。
ジーンは、ジムの子なら産みたいけれどルーウィンの子の可能性もあった。
だから、中絶しなければならない。
彼女は、ジムに言えない怒りを、ルーウィンにぶつけるのだった。
この後、ルーウィンはレコーディングをしたり、シカゴへ行ったり。
全体に、暗い雰囲気の作品だ。
ルーウィンは、痛い目に遭ってばかりなのだが、夢を諦めないで歌い続ける。
フォークソングが好きな人には、楽しめる作品だ。
そうでない人には、退屈なだけだろう。