captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

トゥルーマン・ショー

ジム・キャリー主演、アメリカの映画である。

 

主人公トゥルーマン・バーバンクは、明るい青年だ。

 

離島シーヘブンに住んでいて、保険会社に勤めている。

 

彼は、この島を出たことがない。

 

幼い頃、小さなボートで嵐に遭って父を亡くし、海を恐れていた。

 

ある朝、いつものように出勤しようとすると、上空から何かが落ちてきた。

 

近寄ると照明だった。

 

理解できないまま、車で出勤する。

 

ラジオからは、まるで今の出来事を知っているようなDJの口ぶりが・・・。

 

彼の夢は、フィジーへ行くことだ。

 

そんな話を、親友のマーロンにする。

 

ある日、出勤の途中、亡くなったはずの父やに出くわす。

 

どうしたわけか、周りの人が父を連れ去り、トゥルーマンが追いかけようとするのを邪魔するのだった。

 

この辺りから、周りの人々の言動に、疑問を持つようになる。

 

実のところ彼は、生まれたときから撮影され、生放送で世界中に配信されていたのだった。

 

妻も、友人も、父親さえも俳優なのだ。

 

前半は、退屈でつまらない。

 

よく考えれば、非常に恐ろしい内容である。

 

ジム・キャリーのコミカルな演技のお陰か、恐怖感は無いが。

 

この主人公とまでは行かないが、我々も、既に監視社会に生きているのだ。

 

無邪気にラインで何でも通信していると、いずれ痛い目に遭う。