アメリカの映画である。
アメリカ大陸の西部開拓は、ほとんどの先住民を征服して、終盤を迎えていた。
残すところ、一部族だけだった。
陸軍士官学校を卒業したてのマット少尉は、アリゾナのデリバリー砦に赴任してきた。
砦を仕切っていたのは隊長代理のメンウェアリング中尉で、彼の妻キティーも滞在していた。
中尉は、軍馬補給のため別の砦に向けて出発する。
キティーはワシントンに帰り、マット少尉は建築用木材の伐採に出掛けた。
しかし、マット達は先住民に襲われ、少尉一人が逃げ切った。
キティー一行も襲われて、彼女一人が馬車にとの残されていた。
そこに追いついたマットは、彼女を救い出し、洞穴で一夜を共にした。
砦に戻ったマットは、兵士を厳しく鍛え直す。
そこへ、隊長に任ぜられた少佐が赴任してきた。
マットの婚約者、ローラも一緒に来た。
近くの教会で、二人は結婚式を挙げる予定だ。
しかし、その日、先住民制圧に出撃する。
見どころは、景色の美しさだ。
広大な西部の荒野は、映画館の大画面で観たいものだ。
米軍が大勢の先住民を虐殺しているシーンは、動物を撃ち殺しているようで、気分が悪くなる。
殺される側の痛みは、全く伝わってこない。
白人にとって、有色人種は「動物」 なんだろうな。