アラン・ドロン主演、フランスの映画である。
バリへ向かう列車の中、刑事マッティは容疑者ヴォーゲルを護送していた。
ヴォーゲルは、隙を突いて列車から飛び降り、逃走する。
その頃、マルセイユ近くの刑務所に服役していたコレーの独房に、古株の看守が入ってきた。
翌日出所するコレーに、強盗を持ちかけてきたのだった。
コレーは、断った。
出所したコレーは、昔の仲間リコの元に行く。
リコは金を貸すことを渋ったが、コレーは無理やり纏まった金と拳銃を「借りた」。
「いつか、返す」 と。
コレーは中古車を購入し、パリへ向かう。
途中のカフェで休憩中に、ヴォーゲルがコレーの車のトランクに潜り込んだ。
リコの手下が二人、金を取り返しに現われたとき、ヴォーゲルは彼らを射殺した。
その時、折角コレーがせしめてきた札束に穴が開き、血まみれになってしまった。
金が無くなったコレーは、看守に持ちかけられた強盗を決行することにした。
そのために、射撃の上手い元警官ジャンセンを仲間に入れる。
この作品は、アランドロンが格好いい。
トレンチコートを着て、ヒゲを生やしたアラン・ドロンが、渋い。