アーノルド・シュワルツェネッガー主演、アメリカの映画である。
大昔の話。
勇者コナンは、泥棒マラクと連れだって旅をしていた。
コナンが祈りを捧げていると、彼を生け捕りにしようと、武装した男達が襲いかかってきた。
指揮をしていたのは、女王だった。
女王は、コナンの死んだ恋人を蘇らせることを条件に、ある申し出をした。
城にいる処女のジェナ姫しか触れない、「角」 を持ち帰れという。
引き受けたコナンは、ジェナ姫、護衛のボンバータ、マラクと、魔法使いの城を目指して旅に出た。
途中、知り合いの魔法使いアキロが加わる。
さらに、道すがら助けた女戦士ズーラが、一向に加わった。
出てくる魔物は着ぐるみ丸出し、セットもショボイが、気にならない。
シュワルツェネッガーが、完璧なヒーローではなく、抜けているところがあるのがいい。
主人公はコナンだが、脇役も、それぞれ活躍して見せ場がある。
感激も感動も無い、主義主張も思想も無い、娯楽に徹した作品だ。