captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ジュリアス・シーザー ( 1958 )

アメリカの映画である。

 

紀元前44年。

 

終身独裁官となったシーザーの人気は、頂点に達していた。

 

しかし、彼の独裁を危ぶむ者達もいた。

 

3月14日、シーザーが凱旋する。

 

盲目の予言者がシーザーを呼び止め、「3月15日に気を付けよ。」 と忠告する。

 

シーザーは、笑い飛ばした。

 

反シーザーのキャシアスは、シーザーを尊敬するブルータスに、暗殺を持ちかける。

 

ブルータスは、高潔の士だ。

 

心が揺れる。

 

その夜、眠れぬブルータスは、シーザー暗殺を決意した。

 

そこへ、キャシアス達がやってきて、暗殺の段取りを決めた。

 

翌、3月15日。

 

不吉な夢を見たシーザーの妻は、彼が出掛けるのを引き留める。

 

彼は、一旦は承諾したものの、迎えの者の意見を取り入れ、元老院へ出掛けて行った。

 

暗殺が、実行される。

 

民衆は、ブルータスの演説で、シーザー暗殺を納得した。

 

直後、アントニーが追悼の演説をして、シーザーの人気を取り戻す。

 

民衆を味方に付けたアントニーは、シーザーの養子オクタビアヌスらと共に、ブルータス一味との戦いを始めた。

 

シェイクスピアの「ジュリアス・シーザー」 を、観ているような感じだ。

 

台詞は、全て舞台劇のものである。

 

今の時代からすれば、喋りすぎの感があって、煩わしい。

 

心の内も、台詞で説明するのだから。

 

だが、仰々しい感じが良いのだ、という人もいるだろう。

 

「古典」 なのだからと。

 

また、ブルータスがメインで、シーザーは脇役である。

 

アントニーは、マーロン・ブランドが演じている。

 

若い。