女性を主人公にした、アメリカの西部劇である。
コーディ、アニータ、アイリーン、リリーは、コロラド州の町で売春婦をしていた。
ある日、アニータに暴行する客を、コーディが射殺した。
彼女は縛り首になる。
処刑直前、アニータ、アイリーン、リリーの三人が乱入して、コーディを救出した。
アニータの亡き夫が残した土地で、四人は製材所を開くことにした。
途中、ジョシュという探鉱者が接近してきて、「ピンカートン探偵社が、お前達を探している」 と、忠告してくれた。
コーディは、銀行に預けてある12000ドルを、下ろしに行く。
そこで、ピンカートンに見付かってしまった。
しかしその時、銀行強盗が発生する。
金を奪って逃げたのは、コーディのかつての愛人キッドだった。
アイリーンが捕まってしまったが、コーディはキッドを追う。
金を取り戻し、アイリーン救出の手助けをしてもらうためだ。
ところがキッドは、自分を捨てたコーディを怨んでいた。
キッドはコーディを痛めつけ、荒野に放り出す。
ストーリーが単純で、善悪が分かりやすい。
しかし、リアリティが乏しい。
当時の重い拳銃を、女性が、あんなに軽々扱えるのか。
出てくる男達も、だらしない。