ドニー・イェン主演、香港・中国合作の映画である。
「イップ・マン」 シリーズ、第三作だ。
1959年、イッフ・マンは妻と次男の三人で暮らしていた。
長男は、修学のため故郷の仏山に戻っている。
ある日、若き日の李小龍 ( ブルース・リー ) が、入門に来た。
幼少の頃の約束を、彼は覚えていた。
しかし、イップ師匠に軽くあしらわれ、退散する。
ある日、次男が小学校で喧嘩騒ぎを起こした。
イップ師匠は、相手の子を家に呼んで、一緒に食事をし、仲直りをさせる。
やがて、その子の父親が迎えに来た。
彼も詠春拳の使い手だった。
武館を開く資金を稼ぐために、裏社会で賭け試合に出ている。
別の日、小学校に地上げ屋が押し込んできた。
たまたま、子供を迎えに来ていたイップ師匠が、地上げ屋達を叩きのめし、警察を呼んだ。
イップ師匠達は、その日から夜警をすることにした。
そこへ、地上げ屋グループが大人数で押し寄せ、放火騒ぎになる。
ドニー・イェンのアクションが、見物だ。
不動産王として地上げをさせているアメリカ人を、マイク・タイソンが演じている。
タイソンとドニー・イェンの格闘も、素晴らしい。
なお、ブルース・リーは、イップ・マンの元で詠春拳を学び、アクションスターへと上り詰めた。