アメリカの映画である。
基地内で、ベイトン大尉の面接を受けている。
回想シーンが始まる。
ガブリエルは、友人デビンと共に、海兵隊の訓練を受けている。
厳しい訓練を受けた後、帰宅する。
息子のジョン ( ジョナサン ) は、小学生だ。
みんなの前で母親から「愛してる」 と言われたせいで、いじめられている。
ガブリエルは、軍隊用語の「マン・ダウン」 を、愛してるという意味の合い言葉にしようと、ジョンに提案した。
ガブリエルが、アフガニスタンに派遣される。
親友のデビンは、腕を骨折していたために、一緒には出征しない。
しばらくして傷の癒えたデビンも、アフガニスタンに派遣され、ガブリエルとバディを組んだ。
これら回想シーンの他に、帰還した二人が荒廃したアメリカの街にいるシーンが出てくる。
「ゾンビ」 や「バイオ・ハザード」 などに出てくるような荒れ果てた街で、二人は家族を捜して彷徨う。
二人は生存者を発見し尋問するが、相手は、答えをはぐらかしてばかりだ。
やがてガブリエルは、ジョンが建物に連れ込まれるところを見た。
彼は、救出のために突入する。
この作品は、面接シーン、回想シーン、荒廃した街のシーンが、ランダムに、突然入れ替わる。
初めのうちは、訳が分からなく、イライラさせられる。
終盤になれば、それらが一つに繋がり、そのような構成にした理由も分かる。
アメリカの闇を描いた作品だ。
現実には、もっと酷いことも起きているらしい。