アメリカのSF映画である。
「スター・ウォーズ」 シリーズのスピンオフ第一作だ。
「エピソード4」 の10分前までのストーリーを描いている。
ある星で、ゲイレン・アーソ親子三人が暮らしているところに、帝国軍の宇宙船がやってきた。
ゲイレンは、急いで妻と娘を逃がし、船から下りてきたクレニック長官と対峙した。
帝国では、デススターを完成させるためにゲイレンが必要だから、復帰せよと、クレニックが告げた。
逃げた娘ジン・アーソは、程なくして父の友人ソウ・ゲレラに救出された。
15年後、ジンは名前を変えていた。
ジンは帝国に捕まっていたが、護送中に反乱軍に救出される。
帝国軍のパイロットが、ゲイレンの指示で帝国から逃げ出し、ソウの元にいるとの情報を、反乱軍は得ていた。
反乱軍は、ゲイレンの娘ジンに、ソウとの仲立ちをさせる。
ソウは、ゲイレンがパイロットに託した情報を持っていた。
それはゲイレンのホログラムで、デススターの弱点を明かしていた。
「スター・ウォーズ」 シリーズを観ていなくても楽しめる、ということなのだが、そうでもない。
ダース・ベイダー、フォース、ジェダイなどの「専門用語」 を知らないと、十分楽しめないだろう。
物語を無視して、映像を楽しむには、完璧な作品と言える。
CGは、本物にしか見えない。
ただ、後味の良くない作品だ。
独立した物語だから、こんなシナリオになるのだろうと、納得はするが。