ポール・ニューマン主演、イギリス・アメリカ合作の映画である。
イギリス議会では、ソ連のスパイ、スレイド逮捕を受けて、愛国者で知られるウィラー議員が熱弁をふるっていた。
その頃、主人公ジョセフ・リアデンはマッキントッシュという男に呼ばれ、宝石強奪の依頼を受けた。
リアデンは、仕事を成功させ外国へ飛ぶ準備をする。
しかし、ホテルに踏み込んできたロンドン警察によって、逮捕された。
禁固20年の判決を受け、リアデンは服役する。
刑務所内で、一人の男が脱獄を持ちかけてきた。
組織が脱獄を請け負う、という。
報酬は、2万ポンド。
一人ではなく、スレイドという男も一緒だと、リアデンは告げられた。
見事脱獄に成功したが、二人は組織のメンバーから麻酔を注射され、移送される。
気がついた時、二人は、鍵の掛った部屋に閉じ込められていた。
その頃、マッキントッシュはウィラーに会い、「スレイドを暗殺し、組織を壊滅させるために人を送り込んだ」 と、告げた。
その夜マッキントッシュは、何者かによって轢き逃げされ、重体に陥った。
この作品は、分かりにくい。
説明を徹底的に省いてあって、何がどうなっているのか。
最後まで観て、初めて全貌が掴める。
ポール・ニューマンは、渋くて格好いい。