クリント・イーストウッド主演、アメリカの西部劇である。
カウボーイのジェド・クーパーは、元保安官だ。
買った牛を移動中、9人の男襲われた。
牛を盗んだと濡れ衣を着せられ、リンチを受けた挙げ句、吊し首にされた。
連邦保安官ブリスが通りかかり、彼を下ろす。
そして、囚人護送車に乗せてフォート・グラントの町へ、連れてきた。
翌朝、ジェドは無罪を言い渡されるが、自分を吊した奴らが許せない。
保安官が不足していることもあって、彼は、この町の保安官に任命された。
しばらくして彼は、奴らの仲間の1人を見つけ、射殺した。
それで怖じ気づいた仲間の1人、ジェンキンス老人が自首してきて、奴らの居場所を彼に告げた。
判事から、全員生きたまま捕まえるように指示され、彼は渋々納得する。
そして、3人を捕まえて、一旦戻ってきた。
30代半ばのクリント・イーストウッドは、生き生きとしていて、格好いい。
ストーリーは、のらりくらりとしていて、スカッとしない。
西部劇は、派手な撃ち合いで、正義が悪を倒すのが定番なのだが、これは、「なんだかなあ」 という感じだ。
終り方も、色々ある。
勉強になる作品だ。