ドイツの映画である。
第一次世界大戦、ドイツ空軍の戦闘機パイロット・リヒトホーフェンは、数多くの敵機を撃墜した。
ある日、戦闘で撃墜したフランス機のパイロット・ブラウン大尉を救助した。
彼は、ブラウン大尉を看護師に任せた。
看護師は、ケイトという名の魅力的な女性だった。
次の戦場で、ケイトと再会し、彼はケイトに惹かれていく。
戦争の激化と共に、戦場では多くの仲間が死んでいった。
リヒトホーフェンは、目立つように自分の機体を赤く塗った。
それ以来、「レッド・バロン」と呼ばれ、恐れられるようになった。
そんな彼も、ついに戦場で負傷し、頭に穴が空いた。
ケイトの看病で命は助かり、彼は、地上任務を命じられた。
彼には、納得できないことだった。
実話に基づいた作品である。
英雄物語ではあるが、戦争の悲惨さが伝わってくる。
悲しい思いをするのはいつも女性だ、というのは、戦争映画の定番か。