ディズニーのアニメーション映画である。
アレンデール王国の王女エルサは、魔法が使える。
幼い頃は、魔法で雪だるまを作ったり、氷の滑り台を作ったりして妹のアナと遊んでいた。
8歳のある日、誤ってアナの頭に魔法を当ててしまった。
両親は、気を失ったアナをトロールの元に連れていく。
トロールは治してくれたが、アナはその時、事故と魔法の記憶を失ってしまう。
エルサの魔法の力は、日増しに強くなってきていた。
仕方なく、エルサは手袋をはめ、部屋に閉じこもり、誰にも会わない生活をするようになった。
10年後、両親が航海中に事故に遭い、亡くなってしまう。
エルサとアナは、二人っきりの肉親だが、それでもエルサは会おうとしなかった。
さらに3年後、成人したエルサは女王になる。
近隣諸国のゲストを招いて、盛大に戴冠式が行なわれた。
アナは、隣国の王子・ハンスと出逢い、恋に落ちて、婚約までしてしまう。
あまりにも早すぎると、エルサは反対し、2人は口論になった。
感情が暴走したエルサは、無意識に魔法を使ってしまう。
驚く人々を残し、エルサは山へ逃げた。
そこで魔法を使って氷の城を建て、「ありのままに、自由に」生きる決心をする。
アナは、ハンスに国を任せて、姉を呼び戻しに出発した。
エルサとアナ、2人が主人公なので焦点がぼやけてしまい、感情移入が出来ない。
それなりに面白いのだが、眺めているだけの作品だ。
CGアニメは、人間っぽいので、かえって違和感がある。
阪大の石黒教授が作った、リアルなアンドロイドみたいに。
また、ディズニーアニメ独特の、波打つような動きが、沢山観てきても馴染めない。
「レット・イット・ゴー」は、日本語の歌詞が素晴らしい。
直訳しないで、あの歌詞を付けたから、大人にも受けたのだろう。