とある広場で、ギャング同士が麻薬の取引をしていた。
金と麻薬を見せ合ったところで、1人が射殺される。
そして、次々とギャング達に銃弾が浴びせられた。
隣接するビルの屋上から、狙い撃ちだ。
ギャング達は気づいて応戦するが、マシンガンの掃射で、ほとんどが殺された。
翌朝、警察が現場検証をする。
刑事がビルの屋上に上ると、1人の男が葉巻の切り口を拾っていた。
彼はバッヂを取り出し、FBI捜査官ポーターだと名乗った。
ポーターは、犯人は元米軍特殊部隊のロバート・サイクス大佐だという。
彼は、サイクスを追っていたのだった。
サイクスは、ストリップ劇場にいた。
ストリッパーのケリーか、息子の急病で早引きする。
サイクスも店を出、リモコンのスイッチを押した。
店は、爆発で吹き飛んだが、控え室にいたストリッパー達は、無事だった。
この店は麻薬の取引場所であり、大量の麻薬と銃が保管されていたのだ。
必要なところだけ爆破する緻密さから、ポーターは、サイクスの仕業と見た。
ポーターは、爆発音を聞き現場に戻ってきたケリーに、話を聞く。
その時、野次馬の中にサイクスを見つけた。
警官達と共に彼を追うが、逃げられる。
店を爆破されたマフィアのボス・ロマノは、手下が撮影した現場写真から、ケリーを特定し、彼女の家に手下を使わせた。
ポーターは、現場に遺されたPCのハードディスクを修復してケリーの住所を探し出し、家に向かう。
彼女の家には、既にロマノの手下が押し込んでいた。
この作品でも、セガールは無敵だ。
彼には一発の弾丸も当たらず、格闘では、誰も彼に敵わない。
でっぷりと太っていて、現実には、格闘どころか銃撃戦も出来そうにないが。
でも、水戸黄門と同じで、観る側は同じものを期待するのだ。
映画館で、お金を払って観る人は、期待しているのだから、パターンを変えられない。
ただ、この作品のラストは、他のものとは違っている。