アメリカのアクション映画である。
冬。
ニューヨーク州北部の、とあるダイナーで、マロリーは元恋人ケネスを待っていた。
そこへ現われたのは、元同僚のアーロンだった。
アーロンは、自分の車でケネスのところに行こうと誘うが、マロリーは拒絶する。
いきなり格闘が始まった。
マロリーはアーロンを叩きのめし、そばにいた青年の車で、青年と共に逃げ出した。
運転しながらマロリーは自己紹介をし、腕の傷を青年に手当てさせた。
青年の名は、スコットという。
マロリーは、スコットに事情を説明しはじめた。
回想シーンが始まる。
マロリーは、元海兵隊員であり、ケネスが経営する民間軍事会社で働いていた。
あるとき、米政府のコブレンツ、スペイン政府のロドリゴから指名を受けたマロリーは、アーロン他2名とともに、人質救出作戦を行ない、成功した。
一仕事終えて帰宅したマロリーのところに、ケネスが訪ねてきた。
仕事の依頼だ。
MI6のポールと共に、ダブリンでスパイ活動をせよという。
引き受けた彼女は、ポールと合流するが、命を狙われる。
アクションは、キレがあって素晴らしい。
受ける方も大変だっただろう。
この作品は、登場人物が似ていて、ややこしい。
その上、マロリーの名字がケインだ。
ケネスとケイン、マロリーとアーロンなど、日本人にとっては紛らわしいのだ。
回想と現実、そして第三者の過去のシーンが入り乱れていて、これまた、ややこしい。
こういう作品を観て、良い点と悪い点を分析するのも、楽しみ方の一つである。