近未来、地球は「ギタイ」と呼ばれる宇宙人から、攻撃を受けていた。
地球人は、パワードスーツを開発して戦うが、追い込まれていく。
主人公ウィリアム・ケイジ少佐は、軍の広報担当として、新人募集をしていた。
あるとき、将軍から前線の取材を命じられたが、従わなかった。
それで、一兵卒に降格され、ヒースロー空港から最前線に送り込まれた。
彼は戦闘経験が無く、所属させられたJ分隊の兵士達は、彼に協力的ではなかった。
最初の戦闘で、彼は、青いギタイと共に爆死する。
その瞬間、彼はヒースロー空港に時間を遡っていた。
同じパターンが繰り返される。
同じ戦闘を繰り返すことで、彼は強くなり、戦場の英雄で戦死するはずのリタ軍曹を助けるようになる。
ウィリアムは、青いギタイの体液を浴びたことで、タイムループの能力を獲得したのだった。
元々は、青いギタイが、ギタイの未来を改善するために持っていた能力だ。
死んでも生き返ることが分かったウィリアムは、対ギタイ戦術・戦略を固めていく。
この作品の原作は日本人である。
2004年発表の小説だが、タイムループのアイデアは、「うる星やつら、ビューティフル・ドリーマー」のパクリではないか。
こちらは、さらに20年前の映画だ。
これを観た作者が心に残っていて、盗作と意図せず、アイデアを拝借したのかも知れない。
それはともかくとして、「ギタイ」 は、かなり恐ろしい。