captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

オール・ユー・ニード・イズ・キル

トム・クルーズ主演、アメリカのSF映画である。

 

近未来、地球は「ギタイ」と呼ばれる宇宙人から、攻撃を受けていた。

 

地球人は、パワードスーツを開発して戦うが、追い込まれていく。

 

主人公ウィリアム・ケイジ少佐は、軍の広報担当として、新人募集をしていた。

 

あるとき、将軍から前線の取材を命じられたが、従わなかった。

 

それで、一兵卒に降格され、ヒースロー空港から最前線に送り込まれた。

 

彼は戦闘経験が無く、所属させられたJ分隊の兵士達は、彼に協力的ではなかった。

 

最初の戦闘で、彼は、青いギタイと共に爆死する。

 

その瞬間、彼はヒースロー空港に時間を遡っていた。

 

同じパターンが繰り返される。

 

同じ戦闘を繰り返すことで、彼は強くなり、戦場の英雄で戦死するはずのリタ軍曹を助けるようになる。

 

ウィリアムは、青いギタイの体液を浴びたことで、タイムループの能力を獲得したのだった。

 

元々は、青いギタイが、ギタイの未来を改善するために持っていた能力だ。

 

死んでも生き返ることが分かったウィリアムは、対ギタイ戦術・戦略を固めていく。

 

この作品の原作は日本人である。

 

2004年発表の小説だが、タイムループのアイデアは、「うる星やつらビューティフル・ドリーマー」のパクリではないか。

 

こちらは、さらに20年前の映画だ。

 

これを観た作者が心に残っていて、盗作と意図せず、アイデアを拝借したのかも知れない。

 

それはともかくとして、「ギタイ」 は、かなり恐ろしい。