イギリスの映画である。
第二次アフガン戦争に従事していたワトソンは、負傷してロンドンに帰ってきた。
そこで、シャーロック・ホームズと出会い、ベーカー街221Bでの共同生活が始まる。
時は飛んで、1895年クリスマス。
ワトソンの妻メアリーが221Bにやってきて、文句を言い始め、そこへ、ストレード警部が来て、事件の話を始めた。
エミリア・リコレッティ夫人が、結婚記念日に銃を乱射して、最後に自殺した。
しかし、その夜に生き返って夫を射殺し、姿を消したという。
シャーロック達は、死体安置所を訪れ、エミリアの遺体を見る。
数ヶ月後。
ワトソンは引っ越したが、今度は、妻がたびたび家を留守にしていた。
そんな折、レディー・カーマイケルから依頼を受けた。
夫ユースタスがオレンジのタネを受け取り、死が近づいていると言っているという。
さらに夫は、エミリア・リコレッティを見たのだとも言っていた。
彼らが警護していたにもかかわらず、ユースタスは殺された。
この後、シャーロックは幻覚状態で宿敵モリアーティと話したり、現在に戻ってきたり、展開がめまぐるしくなり、ややこしい。
集中して観ていないと、訳が分からなくなってしまう。
推理小説好きには良いのかも知れないが、娯楽として暢気に見ていると、混乱してしまうだろう。
主演ベネディクト・カンバーバッチの、素っ気ない態度が良い。