スティーブン・スピルバーグ監督、アメリカ・ニュージーランド合作の映画である。
若い新聞記者タンタンは、ある日骨董市で、17世紀の帆船ユニコーン号の模型を買った。
直後に、ヒゲ面の男が近づいてきて、その船に関わるなと忠告された。
さらに、ムーランサール城の主・サッカリンが、その船を売ってくれと言ってきた。
タンタンは、それを拒否して模型を持ち帰り、部屋に飾った。
タイタンは、ユニコーン号の謎を調べに出掛ける。
ユニコーン号は航海中に沈没していた。
唯一の生存者であるアドック船長には、呪いが掛けられたという。
タンタンが帰宅すると、模型が盗まれていた。
サッカリンの仕業だと考えたタンタンは、ムーランサール城へ忍び込むが、そこには、ユニコーン号の別の模型があっただけだ。
仕方なく帰宅すると、部屋が荒らされていた。
愛犬スノーウイが、筒を咥えてきた。
中には、羊皮紙が入っている。
それを読んでいると、最初に出会った男が入ってきた。
彼は、撃ち殺されてしまう。
その時残した言葉が、「カラブジャン」。
さらにタンタンは、サッカリン一味に拉致され、カラブジャンという船に閉じ込められた。
愛犬スノーウイの活躍で、部屋を抜け出した彼は、ハドックという名の船長に出会う。
飲んだくれているが、名前から、アドック船長の子孫ではないかと考えたタンタンは、彼を連れて、船から逃げ出した。
展開が速くて、目が離せない作品である。
流石は、スピルバーグだ。
モーションキャプチャーの出来が素晴らしく、まさに、現実の世界に感じられる。
大人が楽しむファンタジーだ。