アメリカの西部劇である。
ラーソンは銀行強盗に失敗し、列車で護送されていた。
駅に停車中、逃げようとした時に弟が助けに来て、保安官を射殺してしまった。
彼らは馬で逃げていたが、弟が撃たれていたので、途中、別の列車に乗り込む。
しかし、弟は列車内で死亡してしまった。
ラーソンは、弟が用意してきた服に着替え、客室に乗り換えた。
そこで、アリスという名の少女と知り合い、町の情報を得る。
駅には、アリスの母エレンが迎えにきていた。
ラーソンは、「レイ・キンケイド」と名乗り、町の情報を集める。
町では、ならず者一家が公共の土地を私物化し、柵を設けていた。
そのことで、保安官と揉めている。
ラーソンが殺人を犯して逃走しているという知らせは、町にも入っていた。
翌日には、列車で手配書が届けられる。
町の出口は封鎖されていて、ラーソンは逃げ出すことが出来ない。
保安官は助手を、募集していた。
ラーソンは、パーティーで保安官を助けたことから信頼を得て、助手になる。
翌日、保安官が手配書を受け取りにいっている間に、ラーソンとならず者一家の戦いが始まった。
西部劇の王道を行く、単純なストーリーだ。
気楽に観ることが出来る。
主人公がお尋ね者だということで、ラストがどうなるのかと、ワクワク出来る。
若い頃の、ジェームズ・コバーンが見られるのも、嬉しい。