アメリカのコメディ映画である。
独身のアニーは、セックスフレンドが1人いるだけで、特定の彼はいなかった。
働いていたケーキ屋が潰れ、母のつてで小さな宝石店で働いている。
親友のリリアンが、結婚式をすることになった。
リリアンの申し出で、アニーは花嫁介添人 ( ブライズメイド ) のリーダーを引き受ける。
花嫁介添人の中に、新郎の上司の妻でセレブのヘレンがいた。
リリアンとの付き合いはアニーよりもずっと浅いくせに、リリアンのことなら何でも知っていると言う態度が、アニーには許せなかった。
アニーとヘレンは、犬猿の仲になる。
アニーの提案を、ヘレンが悉く反対するのだ。
リリアンと介添人達が、ドレス選びに行った日、アニーがお勧めのレストランで食事をした。
その後、ドレスの店に行くと、予約制だから入れないと言われる。
ところが、常連客のヘレンのお陰で、あっさり入店できた。
アニーの気分は最悪だ。
さらに、ドレス選びでもアニーとヘレンは衝突する。
暫くすると、先ほどの食事で全員が食あたりになった。
トイレが間に合わず、リリアンはウエディングドレスを着たまま、お漏らししてしまう。
そして、介添人達との旅行も、アニーの意見に反してヘレンの言う通りラスベガスへ。
飛行機恐怖症のアニーは、機内で薬と酒を飲んだために悪酔いし、大騒ぎをしてしまう。
挙げ句の果てに、シカゴへ強制送還された。
リリアンは、リーダーをヘレンと交代してもらう。
落ち込むアニーだったが、数日後、独身最後のパーティーに招待された。
パーティーは、ヘレンの豪邸で開かれていて、当初アニーが提案した形の物だった。
そして、ヘレンがリリアンにパリ旅行をプレゼントした時、アニーの我慢が限界に。
徹底的にアニーを追い込んでいくところが、この映画の見所だ。
応援したくなる。
登場人物の個性が際立ち、区別がつくので分かりやすい作品である。