南北戦争から帰還するベンは、フィアンセのジェニファーが来るのを途中で迎えた。
しかし、彼女が乗った駅馬車がスレイトン一味に襲われ、彼女は拉致された。
ベンは、重傷を負う。
やがて回復したベンは、スレイトン一味を追う。
スレイトンは、拉致したジェニファーの身体を奪うこともなく、彼女に恋をするのだ。
軟弱な、悪者一味だ。
しかし、保安官は彼らを恐れ、ベンに手を貸そうとしない。
協力を申し出たのは、スレイトンの娼婦だった女と、妻をスレイトンに殺されたインディアンの男だけだった。
観れば、突っ込みどころ満載の西部劇である。
脚本がしっかりしていない。
アメリカ人は、素手で殴り合い勝利するヒーローが好きで、その手の物語は多い。
また、あっさり撃ち殺し、殺した相手に何の感慨もない。
アメリカ人というものを理解して、鑑賞するといいだろう。