レオナルド・ディカプリオ、マット・デイモン主演、アメリカの映画である。
マサチューセッツ州ボストン南部、コリン・サリバンは犯罪組織のボス・コステロの世話になり、警察学校を卒業して刑事になった。
コステロは、コリンを警察に潜入させることで内部情報を得る。
同じ頃、優秀な成績で警察学校を卒業したビリー・コスティガンは、コステロの組織へ潜入捜査を命じられた。
警察とコステロ、互いにスパイを潜入させ合ったのだ。
ビリーは、犯罪組織に入るため、軽犯罪を犯して警察に捕まる。
コステロは、コリンの情報で、いつも逮捕を逃れていた。
そのコリンにマドリンという恋人が出来るが、マドリンは保護観察中のビリーの心理カウンセラーだった。
こうして、ビリーとコリン、二人の接点が出来る。
組織も警察も、内部にネズミがいることに気づく。
やがてビリーは、追い込まれていくが。
この作品は、ラストが凄い。
なんも、やりきれない結末だ。
しかし、スリルとサスペンス満載で、ハラハラ・ドキドキできる。
娯楽作品として、素晴らしい出来だ。
日本では、どうしてこういう作品が出来ないのだろう。
大がかりなセットも、高度なCGも要らないのに。