深夜、サンフランシスコの宝石店に強盗が入ったが、FBI捜査官スタンティンが、犯人をあっさり逮捕した。
犯人はその店の店主だった。
家に強盗が入り、妻を人質に取られていたのだ。
スタンティンらは店主の家を包囲して強盗犯と交渉するが、上手くいかない。
そして、宝石を奪われ、店主の妻は射殺され、犯人を取り逃がした。
犯人は釣り客に紛れ込み、山を越えてカナダに逃げ込むつもりだった。
スタンティンは、山に詳しいガイドのジョナサンに依頼して、二人で犯人を追う。
ジョナサンは、山に慣れていないスタンティンを残し、一人で追いたかった。
犯人が紛れ込んだツアーのガイドが、ジョナサンの恋人サラだったからだ。
スタンティンとジョナサンは、反発しながらも、やがて互いに認め合っていく。
犯人は、釣り客を次々に殺害しながら、サラを人質にして国境を越える。
そして、町へ出てのカーチェイスだ。
ストーリーは一直線で、分かりやすい。
犯人の残虐性を際立たせているので、観ている方は、ハラハラさせられる。
映画は娯楽、を地でいく作品だ。