デンゼル・ワシントン、アンジェリーナ・ジョリー主演、アメリカの映画である。
優秀な警察官リンカーンは、地下トンネルでの殺人事件を捜査中に鉄骨が落ちてきて、首から下が麻痺している。
かろうじて左手の人差し指が動くだけだ。
発作が起きれば植物状態になると言われ、もしそうなったら、生命維持装置を付けずに安楽死させてくれと頼んでいる。
頭はしっかりしているので、最初の頃は捜査に協力していたが、彼の後釜に入った無能なチェイニー部長は、彼が嫌いで、事件の話を持ってこなくなっていた。
ある日、パトロール中のアメリア・ドナヒュー巡査は、死体遺棄現場に遭遇した。
そして、証拠となりそうなものを全て撮影した。
チェイニー部長は貨物列車を停めてまで撮影したと、彼女を叱りつけた。
しかし、彼の上司が来て、彼女を連れリンカーンの元に行く。
この事件は、連続殺人事件の始まりだった。
非常に緻密なプロットで、テンポ良く話が進み、気が抜けない。
登場人物の背景も、丁寧に描写されている。
遺体は、かなりグロテスクだ。
主演の2人が素晴らしく、引き込まれる。
秀作だ。