captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ロング・キス・グッドナイト

ジーナ・デイヴィスサミュエル・L・ジャクソン主演、アメリカの映画である。

 

8年前、ニュージャージー州の浜辺で一人の女性が救助された。

 

彼女は記憶をなくしており、しかも妊娠していた。

 

サマンサと仮の名を得た彼女は、娘を出産した。

 

小学校の教師をしながら娘を育て、2年前にハルと結婚し、幸せに暮らしていた。

 

それでも過去が気になるサマンサは、私立探偵ミッチを雇って、調べてもらう。

 

ミッチがサマンサの過去に行き当たった頃、サマンサは交通事故を起こし、そのショックで記憶の断片が蘇った。

 

そんなある日、自宅にいる彼女を片眼の男が襲撃した。

 

サマンサは、無意識に身体が動き、男を撃退する。

 

その後、ミッチの調査で浮上した、彼女の過去を知るというウォルドマン博士に会いに行く。

 

ところが、待ち合わせ場所で武装集団に襲撃された。

 

サマンサは、窮地を切り抜け博士に会う。

 

博士から、サマンサはチャーリーというCIAの工作員だったと聞かされた。

 

8年前、任務の最中に失踪したため、死亡したものとされていた。

 

サマンサ達は、婚約者とされるルークに会いに行くが、「婚約者」とは、CIAで「標的」をさす隠語だった。

 

それを忘れていたサマンサは、ルークにあっさり捕らえられ、拷問される。

 

博士は殺された。

 

拷問の最中に、サマンサは記憶を完全に取り戻し、反撃に移る。

 

その頃CIAでは、予算獲得のためギャングと組んで、自作自演のテロを起こそうとしていた。

 

アメリカ人は、この手の映画を作るのが得意だ。

 

アクション映画のシナリオが得意な脚本家が、ハリウッドにはたくさんいるのだろう。

 

緻密なプロットは、日本人脚本家も学ぶところが多い。

 

邦画の場合、出来不出来は、脚本と言うより監督次第という所があるが。

 

正義のためなら、あっさり悪者を殺せるのも、洋画の強みだろう。

 

邦画の場合は、時代劇でしか使えない。