アメリカのコメディ映画である。
ニューヨークにある「コゼノフスキー演劇塾」のオーディションで、二人の女性、ローレンとサンディは出会った。
ライバルとして火花を散らす二人だが、二枚目のマイケルに二股を掛けられている。
彼は、ある研究所から細菌カプセルを盗み出し、ソ連に売りつけようとしていたのだ。
コゼノフスキーも、塾長とは仮の姿であり、実はKGBだった。
そんなこととはつゆ知らず、二人の女性は事件に巻き込まれていく。
そこへ助けに入ったのは、演劇仲間のウェルドンだった。
彼はFBI捜査官であり、演劇塾に潜入していたのだった。
彼からマイケルの正体を聞かされて、ローレンとサンディは怒りに燃え、マイケルを追いかける。
どたばた喜劇である。
「うるさい」女を、完璧に演じている。
西洋の映画では、女性を馬鹿にしているというか、女性を愚かに描く傾向がある。
西洋人の気質なのだろう。
レディーファーストなんてのは、 ( 女は何も出来ないからという ) 女性蔑視の表現である。
女性が勝利する場合でも、男の力を借りないと勝てない、そういうものばかりだ。
邦画では、そんな印象を受けない。
この作品は、女性が観ると腹立たしく感じるだろう。