結婚して間がない夫が、出張先から帰宅せず、失踪した。
妻は夫の出張先である金沢を訪れ、夫と関係のある人を訪ね歩く。
知らなかった夫の過去が、少しずつ分かってきた。
原作は有名な小説であり、過去に何度も映像化されているから、あらすじを覚えてしまっている人も多いだろう。
展開は、フラットである。
殺害シーンもあるが、派手なものではない。
退屈と言えば退屈な作品だ。
映画が原作を超えるのは、かなり難しい。
この作品も例に漏れず、小説の方が遙かに面白いと言える。
広末涼子の顔が、怖い。