アメリカのコメディ映画である。
ニューヨークでファッション誌の記者をしているアンディーは、ちゃらちゃらした記事よりも、政治や経済の記事を書きたかった。
しかし、編集長が許さない。
ある日の会議で、同僚のミシェルが失恋して落ち込んでいた。
それを体験談にせよという編集長。
なんだかんだとあって、結局アンディーが男に嫌われて記事にする、ということになった。
期間は、十日間だ。
成功すれば書きたい記事を書かせてもらえるよう、編集長が約束してくれた。
早速、男を物色しはじめる。
一方、ベンジャミンは広告会社に勤めている。
やりたい企画を通す条件が、10日後のパーティーに恋人を連れてくること、になった。
ベンに失敗させたい女の同僚は、アンディーの企画を知っていたので、二人を引き合わせた。
アンディーは、ベンの心を掴んだと思った瞬間から、わがまま邦題に振る舞う。
フラれるためだ。
ベンは、ときおり見せるアンディーの本性に、ますます惹かれていく。
アンディーの同僚達が、彼女が振られるように手を貸し、ベンの男の同僚達は、二人が結ばれるように応援する。
はちゃめちゃに振る舞うアンディーと、じっと耐えているベン。
ベンの実家に連れてこられたアンディーは、家族の暖かさに触れて、最後まで良い娘で通した。
二人は結ばれる。
そして、二人はパーティーに出席するのだが、双方の賭がばれてしまう。
愉快な映画である。
エンタテイメントとは、こういう作品のことだ。