ジャッキー・チェン主演の香港映画である。
舞台は、スペインのバルセロナ。
主人公トーマスは、いとこのデイヴィッド ( ユン・ピョウ ) と2人、ワゴン車で屋台を経営している。
スケボーですいすい動き回って届けたり、チンピラを叩きのめしたり、最初から楽しいシーンが続く。
ある日2人で、入院中のディヴィッドの父親を見舞いに行き、シルビアという美女に出逢う。
ひょんなことから2人はシルビアを雇うことになったが、彼女は二人のお金を盗んで消えてしまった。
友人の探偵モビー ( サモ・ハン・キン・ポー ) が、たまたま彼女に出くわし、一悶着あって、彼女のアパートまで追いかけていく。
そこには男達が待ち受けていて、戦いに。
モビーはシルビアを助け出し、二人の所に戻ってきた。
この後、彼女が誘拐され、三人が救出に行くというストーリーだ。
コミカルなシーンが随所にちりばめられていて、最後まで楽しめる。
今回ジャッキーの敵は、ベニー・ユキーデだ。
格闘家が相手であり、ジャッキーも29歳と若い。
二人の格闘シーンは、何度見ても見飽きることはない。
シリアスな格闘の中にも、コミカルな部分があって、少し肩の力が抜ける。
ブルース・リーの映画との違いである。