ゼンデル・ワシントン主演、アメリカの映画である。
湾岸戦争、砂漠の嵐作戦で主人公サーリング中佐は、戦車部隊を指揮していた。
夜間、敵戦車部隊と交戦中、誤って味方の戦車を撃ってしまった。
親友であるボイヤー大尉が犠牲になった。
戦後、この件は不問になったが、サーリング中佐はペンタゴンでの事務職に回された。
彼の仕事は、カレン・ウォールデン大尉 ( メグ・ライアン ) に名誉勲章を与える資格があるかどうかの調査だった。
ウォールデン大尉は、湾岸戦争で戦死していたが、受賞するとなると女性初、ということで、彼は慎重に調査を始める。
彼女は、医療ヘリの指揮官として戦場に赴き、救助活動中にヘリが撃墜された。
カーリング中佐は、救出された者達から証言を得ていくが、食い違いが出てくる。
また、中佐の誤射事件に関して、ワシントン・ポストの記者ガードナーが、しつこく接触してくる。
はたして真実はどこにあるのか。
という、サスペンス映画だ。
戦争映画を期待して観たら、ガッカリするかもしれない。
しかし、戦闘シーンは、なかなか迫力とリアリティーがある。