アメリカの映画である。
2006年にビーコン・シアターで行われた慈善コンサート。
そのライブ映像と、インタビュー、舞台裏を少し、という構成だ。
メンバーが若い頃の映像も入っているので、「年取ったな」とも感じるが、パワーは全く衰えていない。
ああいう風に年を取りたいという、理想の一つの形ではある。
コンサートそのものは、迫力があって感動的な分だけ、舞台裏やインタビューは無くてもよかったと感じた。
折角盛り上がった気持ちに、水を差す形になっている。
ドキュメンタリーとは、こういうものだ。
この作品は、物語性は無いので、映画の勉強にはならない。