チャック・ノリス主演、アメリカの映画である。
ロシア人ロストフが率いるテロリスト集団が、全米各地で、同時多発テロを起こした。
主人公ハンターが、奴らに立ち向かう。
サブマシンガンやロケットランチャーのようなものを撃ちまくり、派手に殺し合う作品だ。
ロストフは、かつてハンターに殺されかけたことがあり、トラウマになっている。
テロよりも、むしろ彼を抹殺したいのだ。
ロストフに友人を殺されたハンターも、ロストフを生かしてはおけない。
そこでハンターは一計を案じ、ロストフをおびき寄せることにした。
この作品は、破壊と殺戮で埋め尽くされている。
時間軸は一本で、登場人物の背景描写は無い。
シンプルで分かりやすい作品である。
ただ、スティーブン・セガールと同じで、主人公が強すぎるからつまらない。
完璧な人間に、感情移入は出来ないのだ。
弱点があるとか、怪我をするとかで追い詰められたら、ハラハラドキドキの面白い作品になるだろうに。