captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

もしも昨日が選べたら

アメリカのファンタジー映画である。

 

建築士マイケルは、美人の妻と、子どもが二人、両親も健在で幸せだ。

 

ただ彼は、もっと仕事に集中したかった。

 

ある日、息子か「隣の人が、何でも出来るリモコンを買ったよ」と言った言葉が、気に掛る。

 

夜中にこっそりホームセンターに行くと、それはあった。

 

提供するが、返却は出来ないと言われたが、気にせず受け取る。

 

家に持ち帰っても、最初は使い方が分からない。

 

飼い犬が吠えてうるさいので、リモコンを使ってみると、犬の声の調節が出来た。

 

さらに、妻の愚痴をストップしたり、早送りしたり。

 

思うように時間を操れるようになったのだ。

 

このリモコンを駆使して、彼は出世していく。

 

しかし、早送りして飛ばしてしまった人生は、取り戻すことが出来ない。

 

この作品は、コメディーとしても秀作である。

 

かゆいところに手が届いている作品だ。

 

こうだったらと思うことが、この映画では、実現している。

 

ただし、代償があるということで、人生の大切さ、時間の大切さを教えてくれている。

 

「魔法には、代償が付きものだ」とは、別の作品の台詞だが。

 

子どもと一緒に観ても、楽しめる作品だ。