メル・ギブソン主演、オーストラリアの映画である。
敵の首領役は、ティナ・ターナーだ。
愛車インターセプターを奪われた主人公は、らくだにカートを引かせて砂漠を旅していた。
そこへ、親子が乗った飛行機が襲いかかって来て、全てを奪われてしまう。
仕方なく歩き続けていると、バーター・タウンと呼ばれている街にたどり着いた。
一悶着あって、「サンダードーム」の中で、この街の支配者と決闘することになった。
何となく既視感がある。
ステレオタイプというのか、「原始的な未来」は、こんな感じの世界が描かれる。
マックスは勝ったものの、とどめを刺さなかったため、縛られたまま馬に乗せられ、砂漠に追放された。
なんだかんだで、子供達が暮らすオアシスに連れてこられた。
伝説のヒーローと勘違いされてのことだった。
子供達は、バータータウンこそ理想の国だと思っていて、マックスが止めるのも聞かずに行ってしまった。
救出に向かったマックスと、タウンの女支配者との対決が始まる。
今回マックスは、インターセプターではなくレールを走る機関車に乗る。
改造バギー軍団との戦いだ。
機関車が巨大であるから、車同士より迫力はある。
しかし、レールから離れられないので、戦いが単調だ。
観終わった後、マッドマックス2ほどの、疲労感はない。
シリーズ3作品、どれか一つというなら、2作目だ。