アメリカのホラー映画である。
イケメンで成績優秀な高校生ダレン・シャンと、親友で不良のスティーブが連れ立ってサーカスを見に行った。
奇妙な化け物じみたのが、いろいろと出てくる。
ダレンはサーカスから毒蜘蛛を盗んできた。
運悪く、スティーブが噛まれてしまう。
毒の回ったスティーブを救うべく、サーカス団に相談に行くダレン。
スティーブを救うためには、彼の血を吸うしかない。
しかし、おまえはヴァンパイアになってしまうと言われる。
ダレンは彼の血を吸い、ヴァンパイアになった。
しかし、ヴァンパイアになりたかったスティーブは、逆恨みをする。
物語は、だらだらと進行していく。
原作が面白ければ面白いほど、映画化されるとがっかりするのが普通である。
これも、例に漏れない。
しかし、ここまでの駄作に仕上げるのは、なかなかのものだ。
オリジナリティーを出したいという、監督のエゴが強すぎるのだろう。
ラストは、続編をにおわせているが、制作されることはないと思われる。
映画を深く味わうためには、このような駄作を沢山観る必要があると考えるので、紹介した。