アメリカの映画である。
両親の離婚がきっかけで、雨と霧の町に引っ越してきた女子高生ベラは、美青年エドワードに惹かれる。
エドワードは、クラスの誰からも距離を取っていた。
彼は、ヴァンパイアだったのだ。
ただ、彼の一家は、人間の血ではなく動物の血を代用していた。
この映画は、純愛物語である。
ベラが他の吸血鬼に襲われたり、吸血鬼同士の対決があったりと、オカルトでありスリラーなのだが、芯になっているのは、ベラとエドワードの恋だ。
ホラー映画のつもりで観ていると、肩すかしかもしれない。
無防備で、か弱い少女が、圧倒的な力の吸血鬼に対峙するのは、はらはらするが。