アメリカのファンタジー映画である。
15歳のサラは、弟トビーの子守をするのだが、まだ赤ちゃんであるトビーは、泣き止まない。
ゴブリンの魔王に、迷宮へ連れて行ってくれと言ってしまう。
それが現実になってしまい、トビーは連れ去られてしまった。
残されたサラは混乱するが、そこへ魔王がやってきて、望通りにしてやったではないか、返して欲しかったら13時までに城まで来い、と言われてしまう。
サラは、迷路を歩き始めた。
途中、色々なゴブリンが現れる。
ボルグという名のゴブリンや、ルドという獣、橋の門番などと仲良くなり、一緒に城を目指す。
ところが、魔王が邪魔に入る。
時計の針を一気に進めたり、ボルグを脅してサラを妨害しようとする。
このままでは、13時までに城にたどり着けない。
13時というのは、午後1時のことではない。
ラビリンスでは、真夜中が13時なのだ。
30年ほど前の作品で、ゴブリンの殆どは人形だ。
ルドは着ぐるみである。
CGでないのがいい。
柔らかく、暖かみがある。
撮影には苦労しただろう。
魔王は、デビッド・ボウイが演じている。