captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

タルサ

アメリカの映画である。

 

のどかな牧場経営から石油発掘への転換期にある、オクラホマ州タルサが舞台だ。

 

ある日、牧場の牛が川の水を飲んで、大量に死んだ。

 

近くの油田から漏れた石油が流れ込んでいたからだ。

 

牧場主が抗議に行くが、不慮の事故で死んでしまう。

 

牧場主の娘は、復讐を誓い、自分も石油発掘に乗り出した。

 

周りの人たちの協力もあり、発掘に成功し、のし上がっていく。

 

当初は、牧場との共存を考え、油井の数も採掘量も抑えていた。

 

しかし、地主の要求もあり、金儲け第一に転換していった。

 

彼女は、婚約者やかつての仲間を裏切り、親の仇でもあるライバルと手を組んで、突き進んでいくのだった。

 

モノクロ映画である。

 

当時の雰囲気が、味わえる。

 

欲に目が眩むと痛い目に遭う、という教訓を含んだ作品だ。