captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ロッキーⅢ

シルベスタ・スタローン主演、アメリカの映画である。

 

この作品は、ロッキーシリーズ最高峰だ。

 

アポロに勝って世界チャンピオンになったロッキーは、トレーナーのミッキーが上手くマッチメイクした御陰で、連戦連勝。

 

栄光の頂点にいた。

 

周囲からちやほやされ、トレーニングも手を抜いている。

 

プロレスラー ( ハルク・ホーガン ) とのエキシビションマッチをしたり、コマーシャルに出たり、大人気だ。

 

金も、地位も、栄誉も得て、豪邸に住み、ボクサーとして一番必要な「ストイックさ」をなくしていた。

 

そこへ現れたのが、クラバー・ラングである。

 

連戦連勝でランキングを上げていき、ついに、タイトルマッチを申し込むまでに至った。

 

試合をすればロッキーが負けることを、ミッキーには分かっていた。

 

今までの対戦相手は、格下の弱い者ばかりだった上に、最近のロッキーの生活を熟知していたからだ。

 

しかし、ロッキーには分からない。

 

ミッキーの忠告を無視し、試合を受け入れる。

 

試合直前、ミッキーは心臓発作で倒れた。

 

ロッキーは、敗れる。

 

しかしロッキーは、ここから、這い上がっていくのだ。

 

「ロッキーのテーマ」に乗って、トレーニングの様子が映し出される。

 

観る者は、皆、元気が湧き上がってくるシーンだ。

 

試合よりも、トレーニングシーンが心を躍らせる。

 

何度も観たくなるのだ。

 

元気が出ない時は、「ロッキーⅢ」が一番である。

 

この作品で、スタローンは脂肪を削ぎ落として、「ランボー」 の身体になっている。