captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ジャッジ 裁かれる判事

ロバート・ダウニー・Jr 主演、アメリカの映画である。

 

ハンクは、シカゴ在住の敏腕弁護士だ。

 

ある日の裁判中、母親が亡くなったと連絡を受けた。

 

故郷インディアナ州の小さな町に、20年ぶりに帰る。

 

疎遠だった家族とも再会するが、父親とはギクシャクしたままだ。

 

葬儀を済ませ、シカゴへ帰ろうとする途中で、引き留める電話が入った。

 

父が、ひき逃げ容疑で逮捕されたのだ。

 

父親は、地元裁判所の判事であり、交通事故の犠牲者は、かつて彼が裁いた男だった。

 

父は、彼を憎んでいた。

 

それ故、第一級殺人罪で起訴される。

 

ハンクが弁護士として、この裁判を戦うことになった。

 

これが中心となるストーリーだ。

 

ハンクは、離婚係争中だが、夏休みを利用して、幼い娘が彼と祖父に会いに来た。

 

兄のグレンは、野球選手として有望だったが、ハンクの起こした交通事故で怪我をして、今はタイヤショップを経営している。

 

弟のデイルは、知的障害者だ。

 

元恋人は、20年前にハンクが去った後も地元に残り、レストランを経営していて、20歳の娘がいる。

 

そして、起訴された父親は末期癌であり、内緒で化学療法を受けている。

 

物語は、淡々と進むが、重く厚みのある作品である。