ハリソン・フォード主演、アメリカの映画である。
主人公ジャックは、銀行のセキュリティのスペシャリストだ。
彼は、世界最強のセキュリティシステムを作り上げた。
その彼が、妻と子供を人質に取られ、犯罪を強要される。
自分が構築したセキュリティシステムを破って、1億ドルを強奪しろと言われた。
よくあるパターンだ。
今後の展開も、よくある展開。
ヒーロー願望の強いアメリカ人が作った映画である。
主役は、頭が良く、腕っ節も強いスーパーヒーローでなくてはならないのだ。
ということで、60歳位のハリソン・フォードも、スーパーヒーローを演じている。
格闘技を経験した人には、スローモーションみたいな老人の動きで、「なぜ、相手が倒れるのか」と、感じるかも知れない。
しかし、ファンにとっては、いつまでも若々しいハリソンが嬉しいのだ、と思う。
それは兎も角、「監視社会」は現実味があって、自分のことが心配になる映画だ。
今は、PCやスマホだけでなく、Wi-Fiルーターやプリンター、ビデオデッキなどネットに接続できる家電に、ウイルスが仕掛けられる時代なのだ。