captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

少林サッカー

チャウ・シンチー監督・主演、香港のカンフー映画である。

 

カンフーやキックボクシングの回し蹴りは、サッカーのボレーキックに似ている。

 

回し蹴りでバットをへし折る空手家が、シュートしたらどうなるか。

 

スポーツ好きの人なら、一度は考えたことがあるのでは。

 

ないか。

 

そういう妄想を映画にしたのが、この作品だ。

 

物語は、サッカーのスター選手「ファン」が八百長を引き受けたことから始まる。

 

八百長がばれて激怒した観客に襲われたファンは、足に大怪我を負って、引退する。

 

その後、八百長を持ちかけた男の小間使いをしていた。

 

ある日、掃除夫をしているカンフーの達人に出逢う。

 

それがきっかけで、メンバーを集めサッカーチームを結成し、全国大会決勝まで進出する。

 

決勝の相手が、ドーピングや変なトレーニングで超パワーアップした軍団だった。

 

コメディタッチで、愉快な作品である。

 

カンフーや太極拳の動きを、自然にサッカーに馴染ませていて、違和感なく楽しめた。